人事制度の学校では、人事制度に関する様々な研修をサポートいたします。
特に評価者研修(考課者訓練)は様々な企業様で実施しており、ご好評いただいておりますので、是非ご相談いただけたらと存じます。
ここでは、評価者研修ではどのようなことを行っているのか、簡単にご説明していきたいと思います。
評価者研修の内容
評価者スキルは、人事評価が効果を発揮するにあたって非常に重要となってきます。
そのため、期初、期中、期末に下記の評価者研修を行うことによって、人事制度の効果を大きく高めることができます。
- 期初:目標設定研修
- 期中:マネジメント研修
- 期末:評価研修
期初:目標設定研修
適切な目標設定が無ければ、期中の振り返りや期末の評価が難しくなってしまいます。ただ、最初から適切な目標設定をすることができる人は、全体の1割ほどしかいません。
だからこそ、評価者が目標設定のスキルを身に付け、適切にチェック・修正することが大事になってきます。
目標設定研修では、目標を設定することの重要性や、具体的な目標設定のスキルについてお伝えしていきます。
期中:マネジメント研修
評価制度を運用していく上で「期中の振り返りを仕組化できるかどうか」は、形骸化させずに制度を継続していくための最重要課題となってきます。
そのため、マネジメント研修では「ツールを使ったマネジメント」「承認・指導を使った動機付け」を通して、いかに振り返りの仕組みを作っていくか、ということについてお伝えしていきます。
期末:評価研修
つけた評価点に対して、適切な評価理由、育成のためのコメントをつくるということは、最初からうまくできるわけではありません。
ただ、これは本人の能力というよりは、ちゃんとした知識を付けて練習することによって、誰でもできるようになります。
評価研修では「どうしたらエラーのない評価をすることができるのか」をワークを通して学んでもらい、納得性が高く、次期に向けての指導にもつながるコメントスキルを身に付けてもらいます。
【人事制度の学校】研修の特徴
ラーニングピラミッドをご存じでしょうか?
これは学習方法と学習の平均定着率との関係を表したもので、以下の図を見ると「講義」が最も定着率が低いとされています。
つまり、巷でよく行われている「ただ座って聴くだけの研修」では、なかなか知識やスキルを定着させることは難しい、ということです。
そのため、人事制度の学校で提唱している研修は「多くのワークを実施し、体験することによる習熟がメインの評価者研修」となります。
人事制度の学校ではお気軽にご相談いただけるコンシェルジュサービスを設けておりますので、研修の導入を検討されている方は是非ご相談いただけたらと思います。